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令和の冷え取りおはなし会で、わたしが得たもの。

さかのぼること4月8日、冷え取りおはなし会が3年ぶりに淡路島に帰ってきました。

3年前、わたしはPMSに悩まされていて、それを知った主催者の浅田さんが、おはなし会に誘ってくれたことがきっかけで冷え取りと出会いました。

おはなし会に参加後、まずは冷え取りの基本、「頭寒足熱」に習いながら、わたしは靴下を履く習慣をつけ、生理ナプキンを紙から布へ。

体内の血液は120日で入れ替わると言われている通り、冷え取りを取り入れはじめて4ヶ月ごろにはPMSの諸症状がパタリとなくなり、驚いたのを覚えています。

それからは身体が冷え取りに順応したのか、夏場でも靴下は欠かせないものとなり、子宮を温める腹巻パンツ、肌に直接触れるインナーも(化学繊維ではなく、綿100%のものに)見直すようになりました。

冷え取り効果もあり、持病の多嚢胞性卵巣症候群も改善し、一年半後には第一子を妊娠。

「子供は難しい」と言われていたわたしが息子に出会えたのは、冷え取りのおかげでもあると思っています。

しかし息子を出産してからは、”無敵”の冷え取り健康法でも、太刀打ちできないほどの体調不良が続き…

産後1ヶ月で舞い戻ってきた生理は、産前よりもキツイPMSを引き連れて再開しました。

ピルを飲んでも予定日の10日ほど前からダラダラと出血が続き、月の半分は出血状態。加えて腹痛や頭痛と、とにかくしんどい日々が続きました。

産科にもしばらく通いましたが、あまりの鬱陶しさに自己判断でピルを中断。副作用による不快な出血や身体の不調は改善したもの、情緒面は変わらずひどいものでした。

今回のおはなし会では、そのあたりもまきちゃん先生に相談したいと思い、3年ぶりに参加してきたのです!(前置きながっ!!)

会場についてまず驚いたのが、参加者の多さ!!( ゚Д゚)今回はzoom配信もしていたので、あわせて40名以上の参加があったそうです。(会場に来ていた半分以上が淡路島島民)

生憎、息子を連れていたので最初から参加することができなかったのですが、後日、zoom配信の動画をいただき、何度も見直すことができました👏✨これはありがたい!!

おはなし会の内容は、3年前と同じようで、同じじゃない。

子供を産んで、育てているいまだからこそ刺さる言葉やおはなしの角度があり、新鮮な気持ちで聞くことができました。

「冷え取り=デトックス」と言われますが、わたしにはこのおはなし会自体がデトックスでした!!

後半は質問タイムがあったので、先の悩みをわたしも相談。

するととんでもなく衝撃的な答えが返ってきたのです…

そもそも妊娠・出産は、ものすごい”デトックス”作用があるということ!!!例えるなら、人生でMAX期のデトックスと言っても過言ではないそう。(これ、出産する前に聞きたかった…。😢そしたら出産に対するモチベーションも絶対変わってたと思う🥺✨笑)

「特に産後3ヶ月は、母乳を与えるために身体から悪いモノは全て出す”デトックス(排毒)期間”。なので生理がなかなか整わないことは、身体の反応としては当たり前で、良い反応なんです」

とのことでした。

そしていまこのおはなしを聞いて、ものすごく納得している自分がいます。

というのも、これを書いているのが産後1年2ヶ月。

わたし自身、ホルモンバランスが安定するまでに1年間はかかると感じたからです。

これ見たら一目瞭然!

あら、ショートヘアのほうが似合うわね!💖

じゃなくて、なんかすべて抜けきった感ありませんか?文字通り髪もたくさん抜けたけど、産後1週間とか顔色がまず悪いし、滞ってる感が全面に出てるでしょ?

最近になって、やっと少しPMSがマシになったり、旦那さんとの関係性も落ち着いてきた実感があるんです。(まじでガルガル期一生終わらんかと思った)

もちろん、子育てに関する一通りのケンカをこなし、息子が保育所へ通い出したことで気持ちに余裕ができたことも大きく関係していると思います。

…が、なんにせよ、

早まって離婚せんでよかったなと。(なんのはなし)

本当にこの1年、いろいろありましたから…(=_=) ※その節は大変ご迷惑をおかけいたしました。

でもそれくらいね、子育てって大変だし、そんな中で身体を整えるのも至難の業よねってはなし。

子育てママのYouTubeとか見てると、離婚の「り」の字もなかった夫婦が、年子で二人目を出産してある日突然、離婚してたり…

”少なくともママのホルモンバランスの影響、絶対あるだろうなぁ…。ちと早まってしまったんじゃないかい…?しらんけど(´・ω・)”なんて思いながら見てたりもしたんです。(だからなんのはなし)

結局、個人差はあるけど、じっくりゆっくりと産後のダメージは治まっていくものなんだなと、今回学んだのです。なので焦らず騒がず抗わず、大きく構えて身をゆだねているのがいちばん!!次回があれば、教訓にしたいと思ってます。

ホルモンにやられてるわたし。

それから質問タイムのとき、ほかにも他人事でないと感じたおはなしがあって、

「娘の健診で病気の疑いが出てきたから、冷え取りを勧めた方がいいか?」ということを相談されていたお母さまがいたんです。

その質問にまきちゃん先生、なんて返したと思います…?

「娘さん何歳?」「35歳?なら、放っておきましょう」って、サラッと。

一瞬わたしも驚きましたが、そのあと「お母さん、子離れしましょう」って、続けられたんです。

「35歳なら自分で考えて行動できる年だし、子供が”お母さん助けて”って言ってきたら、”わたしに何ができる?”でいいと思うんです。余計な心配が、余計な病を呼ぶんですよ…

質問したお母さまは、それを聞いて涙されていました。

きっと、肩の荷が下りたんだと思います。

わたしも同じ母親の身なので、お母さまの気持ちは痛いほど伝わってきました。

わたしも息子が風邪をこじらせて、寝苦しそうにしている姿を見れば、変わってあげたいといつも思います。

でも、「手放す」ということも、わたしたち親にとって大事なことなのだと思うのです。

息子はまだ1歳だけど、1歳なりの成長が日々あって、その中にはすぐに助けの手を差し伸べるのではなく、”これはこの子が乗り越えなければいけない問題”と感じることもたくさんあります。

そんな風に切り離して見てみることは、親としての責任も問われてしまうのでしょうが、一方わたしたち親にとっては、とても必要な感覚でもあると思うのです。

わたしたち母親は子供を育てている以上、「罪悪感」からは逃れられない。でもそれは、子供を愛するがゆえの感情なのだと、いつか見たドラマのセリフでもありましたが、子供は子供の人生、わたしはわたしの人生と、切り離して子育てをすることは、時としてとても大事なことなのかなと、わたし自身もよく感じています。

だからまきちゃん先生は、愛する夫、愛する子供を心配する声には必ずこういいます。

「あなたが一枚多く、靴下を履いてください」

相手を思うなら、まずは自分を温める。

家族の中で誰かひとりが冷え取りをしていれば、気は巡ると。

わたしがまきちゃん先生に惹かれてしまうのは、このライトさにあるのかもしれません。

まず「冷え取りおはなし会」なんてものに興味を持つ人は、真面目なひとが多いです。

冷え取りと聞けば、”あれもこれも買わなきゃ…!”と思われる方、

忠実に”あれもこれもしなきゃ…!”と取り入れる方が大半。

でも、まきちゃん先生はおはなし会では最低限のこと、

「お風呂に入っていれば、それでいい」

それ以上は、なにも勧めないんです。

「心配=心の冷え」は、身体の冷え以上に大敵です。

何事も気楽に、楽しくなければ意味がないし、続かない。

靴下も、履きたければ履けばいい。

でも、誰かに強要する前に、まずは自分が履くこと。

そんな、いまの時代にあったおはなしを聞けるのが、まきちゃん先生の魅力ではないかと感じます。

だからわたしも、まずは自分自身が温まって、ぽっかぽかの身体、心、ハッピーな気持ちで、息子をたくさん抱きしめることから、家庭円満を目指していきたいと思います💖

今回のおはなし会は、zoomの録画動画(youtube)での視聴が可能です。※2,000円で動画を購入する形になります

気になる方は、下記メールアドレスにご連絡くださいね!

🌟冷え取りおはなし会in淡路島🌟
✉ hietoriawaji@gmail.com

「紡ぎ屋」の藤本沙紀です。2017年3月に東京から淡路島へ移住し、フリーライター・制作ディレクターとして活動しています。2020年に島の男性と結婚し、2022年には第一子を出産。ワーママとして日々、奮闘中。