diary

ポジティブで固める

いつしかわたしの周りに、ポジティブな人たちばかりが揃っていることに気付いたのは、つい先日のこと。

その日は仕事の疲労が重なってか、気になっていた背中の痛みが悪化したので、病院へ行くことに。

しかし診察は不親切な医者の、信じられないくらい不誠実な対応で終わってしまい、結局、原因も分からず仕舞い。私は処方されたビタミン剤と痛み止めを受け取り、イラ立ちを抑えながら病院をあとにした。

背中の痛みに加え、心のダメージまで受けた私は、「とにかくこの気持ちを誰かと共有したい!!><」とすぐさま、いちばん共感してくれそうな整体院を経営する知人へ状況をLINE。

するとすぐに返信があり、‟それはひどすぎるなー”とひとしきり同調しながら、「まぁでも、骨に異常なくて良かったやん。痛み止めはともかく、ビタミン剤はもはやサプリメントやし、飲んだらお肌にもええよ」と、なんともポジティブなまとめ方をしてくれたのだ。

病院へ行ったことを決して無駄でなかったと思わせてくれる言葉たちに、心は一気に軽くなる。

「あとはうち(整体院)にお任せあれ!」そう言って落ち込み切ったわたしの心を、完全にポジティブ変換してくれたのだった。

そのあとわたしがしたことといえば、その日の内の整体院の予約。嫌なことがあった日は、「今日は嫌な日だった!」とネガティブな感情を持ち帰るのではなく、「今日はいろいろあったけど、結果オーライだった」と思えるように、自分自身でプラスの行動を起こすことがなにより大切だ。

どうにもならない出来事には、プラスの記憶で塗り替えてしまうに限る。その方が生産性があるし、精神衛生上、とても良い。

おかげで整体院では痛みの原因も分かり、丁寧な説明と施術で、その日は気持ち良く一日を終えることができたのだった。

そういえば前に、こんな人もいた。

久しぶりに会ったその人は、挨拶代わりに「最近どない?」と聞いてきた。

本当にいろいろあって少々お疲れ気味だったわたしは、「いろいろありましたよ~」と返答。きっとこの流れだと次は「そうなんや。何があったん?」と聞いてくるに違いない。そう期待していると、、

「良かったやん!これでいろいろ前に進むなぁ~!!」

その人は間髪入れずに、そう切り返してきたのだ。

予想外の神返答に思わず爆笑しながら、「ほんとですね!おかげで前に進みますね!」とやっぱり心が軽くなったのを覚えている。

何か嫌なことが起こったとき、その原因を考えたり反省することも大事だけど、「ま、いっか!」と引きずらないことも大切だ。

特にわたしは、考え込んで永遠と猛省しやすいタイプだから、こうしてプラスに引き上げてくれる人の存在は貴重なのだ。

もちろん、うちの旦那さんも例外ではない。

旦那さんは世界でいちばんわたしをイラつかせる存在でもあるけど、それ以上にわたしを笑顔にできる存在でもある。だから結婚を決めた。

なんて言ったって彼はわたしが落ち込んでいても、横でYouTubeを見ながら「あーいそがしい、いそがしい!!」と言っていられる人間だ。悩んでいるのが一瞬でバカらしくなるくらい、いつも平和な気持ちをお裾分けしてもらっている。逆に腹を立てる人もいそうだが、一緒に落ち込まれるよりは、はるかにいい。

もちろん彼も人間だから、ときには落ち込むことも腹を立てていることもあるが、全くあとに引きずらない性格だ。

嫌なことがあると仕事中に電話をかけてくることもあるけれど、帰ってくるころには基本ケロっとしている。きっと彼も彼なりのアンガーマネジメントがきちんとできているのだろう。家庭にネガティブな感情を持ち帰ってこないところは、本当に感心している。

 

環境以上に、「誰と生きるか」はすごく大きな課題だ。

わたしは自然と、ポジティブで周りを固めているのだろう。

こんな愉快な人たちに出会えたことに心から感謝しているし、わたしもこの人たちみたいに、誰かの苦しみを一瞬で解いてあげられる人になりたいと思う。

そして楽観的に、毎日を楽しく飾りたい。

「紡ぎ屋」の藤本沙紀です。2017年3月に東京から淡路島へ移住し、フリーライター・制作ディレクターとして活動しています。

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