diary

「1歳の子供がいるから」は、理由になりませんか?

息子が保育園に通いはじめて、もうすぐ1ヶ月。

ちまたでよく聞く「保育園の洗礼」に、我が家も例外なく振り回されております…

入園後、1週間ほど続いた慣らし保育を終えた息子も、その週末には下痢、鼻水が止まらなくなり、翌週は小児科→耳鼻科→眼科→小児科と、通院祭りでほとんど園をお休み。

その間、母も昼夜関係なく看病や夜泣き対応に追われ、疲労はもちろん、寝不足も続き、ようやく回復の兆しが見えてきたところで、今度は母の体調に怪しい雲行き…(そういうときに限っていつも週末なのはなぜ😂)

のどの激痛(眠れないくらい痛い)がはじまったかと思えば、肋骨が折れるのではないかと思うくらい止まらぬ咳、鼻水…。

のどの痛みは黙って耐えていればなんとかなるけど、小さな子供を育てながらの咳が、こんなにも厄介だとは知る由もありませんでした。

とにかく身体を休めようと、旦那さんに寝かしつけをお願いし、わたしは別部屋でゆっくり寝ようとしても、まじで咳がとまらない。別部屋とはいえ、わたしの咳で息子が起きてしまわないかと気疲れも溜まる。

休みたいのに、‟咳が止まらないから休まらない”の悪循環で、寝不足は続き…

週明け、やっと病院へ行き薬を処方してもらうも、こんなに痛いのどの痛みに対しては、漢方薬のみ…あわせて咳を抑える薬、痰を出しやすくする薬をもらって様子を見ることに。

疑問を持ちながらも、とにかく1日でも早く治したい…!と、藁にも縋る思いでした。

しかし2日経っても3日経っても、よくなる気配がない。むしろ悪化してない…?

連日、咳で眠れない日々が続き、メンタルも崩壊寸前…((+_+))

人と会う大事な仕事も入っていたので、これはマズイと後日、別の病院へ。

先生へ事情を説明すると、「1日2日で治るモノじゃない。抗生剤も出してもらってるはずだから…」

おん…?(=_=)もらってないぞ…?(。-`ω-)

そう、抗生剤が出ていなかったのです。わたしが引っかかっていたのはこれだ!(;゚Д゚)と思い、

もらっていないことを伝えると、一瞬、先生も怪訝そうな顔をされて、追加で抗生剤と別の咳止めを3種類処方してくださいました。

その際、「忙しいの?」と聞かれたので「1歳の息子がいて…」と話すと、

「あぁ、そういう方はみなさん一緒なんですけどね、とにかくこういうときは休息がいちばん大事なの。全部自分でやらなきゃいけないかもしれないけど、とにかく睡眠不足がいちばん良くないことだから…」

そうね。そうなのよね…

でもね、先生…。

分かってる!!!😇

そんなこと言われなくてもね、自分がよく分かってる!!!😂

だけどね、実際の生活ってそんなに都合よくないのね!😂甘くないのね!😂

こっちは息子に移さないように必死だし、旦那さんに頼れるところはちゃんと頼ってる。

1日2日で治らないことも分かってるよ!それでもね、秒速で治したいの!治さなきゃいけないの!

ママが元気でいることが家族、家庭の主本なの!

てゆーかゆっくり寝たくても咳で眠れないのね?だからここに来てるのね?😂

結局、先生も抗生剤が必要だと思ったから処方してくれたんでしょ?

これがあるのとないのじゃ、また治りの速度も違ったはずだよ?

だからね、わたしはここに来て良かったし、先生に感謝してるよ!!!😂😂😂

…という小言は去り際の「ありがとうございました」に全霊で込めて。。😤

子供の病院もそうですが、薬の処方の仕方ひとつとっても、いろんな病院があって、相性のいい病院を見つけるのがこんなにも労力のいるものなんだなと、子供ができてはじめて痛感しています。(いろいろ言いましたが、わたしの場合はこの抗生剤を処方してくださった先生の病院に今後もお世話になろうと思っています。笑)

とはいえ、1歳の息子を育てているという環境は、言い訳にはならないのか…と、少し悲しくなったものの、裏を返せば、世の中は当事者にしか分からないことで溢れているんだな…とも思ったり。

だからこそわたしは、普段からなるべく想像力を豊かに、相手の背景を想像し、気持ちに寄り添って生きたいものだなぁと感じたできごとでした。

…けどまぁ、先生も「コロナの検査はしたくない!」って言ったり、「追加で薬だけくれれば良い!」って言ったり、そもそも別の病院から移って来た無礼なわたしに対して丁寧に診察してくれてありがとうっ!!!

そして世のお母さんたちも、毎日ほんとにほんとにほんとにお疲れさまです!!

「紡ぎ屋」の藤本沙紀です。2017年3月に東京から淡路島へ移住し、フリーライター・制作ディレクターとして活動しています。2020年に島の男性と結婚し、2022年には第一子を出産。ワーママとして日々、奮闘中。